慶応義塾大学三田メディアセンター

グーテンベルク42行聖書

グーテンベルク聖書は1455年頃にドイツ・マインツのヨハン・グーテンベルク(Johann Gutenberg)が活版印刷技術を用いて印刷した初の聖書です。アジアでは唯一、慶應義塾図書館が所蔵しています。

 
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グーテンベルク42行聖書の零葉と断簡


慶應義塾図書館では冊子の聖書のほかにも、その一部である零葉や断簡を所蔵しています。羊皮紙に印刷された聖書の断簡(写真上)は反故紙として本の補強材に利用されていたものを1880年フランスの書誌学者が発見したものです。
紙に印刷された聖書の零葉(写真下)は1921年にニューヨークの古書店が不完全なグーテンベルク42行聖書を1葉ずつばらして解説をつけて販売したものです。

 


羊皮紙に印刷された聖書断簡 

紙に印刷された聖書零葉


グーテンベルク42行聖書のファクシミリ


グーテンベルク聖書のファクシミリ(写真複製版)は、20 世紀初め頃から、ドイツ、アメリカ、フランス、スペインなどで10 回ほど制作されています。いずれもその当時最高の印刷・製本技術が用いられ、良質の紙が使われて複製され、オリジナルの聖書を再現しています。慶應義塾図書館ではブルゴス版、マザラン版、フルダ版などの主要な5種類のファクシミリを所蔵しています。

 

 


主なファクリミリ版の聖書(左からベルリン/フルダ版、ブルゴス版、マザラン版)