慶應義塾大学三田メディアセンター

グーテンベルク42行聖書 マインツ 1455年頃 紙

Gutenberg 42-line Bible. [Mainz:Gutenberg], c.1455. On paper.

 

 

 

 

 


グーテンベルク聖書は15世紀にドイツ・マインツの金細工職人ヨハン・グーテンベルク(Johann Gutenberg)が印刷した西洋初の活版印刷の聖書です。活版印刷と火薬と羅針盤は、世界の秩序を変えたルネサンス期の三大発明といわれ、グーテンベルクの発明した印刷技術はその後、急速に全ヨーロッパに広まり、宗教改革や科学革命を促す原動力になりました。グーテンベルク聖書の本文には漆黒のゴシック活字が使われ、ほとんどのページが42行の行組みであることから「42行聖書」とも呼ばれています。聖書は羊皮紙に印刷されたものと紙に印刷されたものの2種類があり、当時、約180部が印刷されたと考えられていますが、現時点で存在が確認されているのは不完全なものも含めて50部弱です。慶應義塾図書館では紙に印刷された上巻1冊を所蔵しており、アジアで唯一グーテンベルク聖書を所蔵している図書館として知られています。


より詳しい解説は慶應義塾大学メディアセンターデジタルコレクションのインキュナブラコレクション036「42行聖書」をご覧ください。