慶應義塾大学三田メディアセンター

図書館展示室 展示情報

第334回企画展示

「清家展 -清原家の学問」

戦国時代に真価を発揮した清原家の学問とは?
その内実を図書館蔵書で探る!


「清家展」の開催にあたって           文学部教授 佐藤 道生

清原家(縮めて清家と呼ばれる)は、明経道の博士家として平安時代から江戸時代末まで
永らく続いた名門の家系である。明経道は本来、中国の儒教経典を学問の対象とする大学寮
の一部門だが、清原家は時代と共にその専門領域を拡げることに努め、中国・日本の別を問わ
ず治国経世に資するものであれば、どのような書籍でも考究の対象とした。こうした学問に対す
る積極性こそが清原家をして長きに亙って名門たらしめた要因であろう。
その清原家の旧蔵書は現在、京都大学附属図書館に「清家文庫」と名づけて保管されている。
清原家の学問を知る上で、この「清家文庫」蔵書が根幹を為すが、実は京大図書館以外にも清
家に関わる貴重な資料が数多く現存している。それらは「清家文庫」蔵書を補完するだけでなく、
清家の学問を理解する上で欠かすことの出来ないものである。
本塾図書館はとりわけ室町時代の清家を知る上で重要な書籍を所蔵している。このたび文学部
国文学専攻では「清家展——清原家の学問」と題して、図書館に所蔵される清原家関係の資料を
展示することにした。これを通して清家の学問を知ってもらう機縁となれば幸いである。

 

展示期間: 2017年5月29日(月)~6月24日(土)                            


展示場所:

慶應義塾図書館(新館)1階展示室 (開室時間 平日:9:00-18:20 土曜:9:00-16:50)
※日・祝日 休館
※一般の方も見学可能です(入場無料)

 

主な展示資料:

『古文尚書』 清原宣賢『尚書聴塵』移録 室町時代写
『論語』  清原枝賢書入れ 天文2年(1533)跋刊
『蒙求聴塵』 清原宣賢撰 室町時代後期自筆
『武経七書』 明・洪武13年(1380)刊 吉田兼右手沢
『御成敗式目』 享禄2年(1529)刊

『論語』  清原枝賢書入れ 天文2年(1533)跋刊


ギャラリートーク:

下記の日程でギャラリートークを行います。(講師:文学部教授 佐藤道生)
6月 2日(金)   14:40-15:40
6月13日(火)  14:40-15:40
6月20日(火) 13:30-14:30 
※3回目の開催が決まりました。前回逃してしまった方は、ぜひご参加ください。
 

主催:

慶應義塾大学文学部国文学専攻
 

協力:

慶應義塾図書館

 

過去の展示情報(当年度+過去3年度分)

展示室を使用した展示企画について(展示室使用申請要項)

※2017年4月3日より、2018年度分の展示室使用申請の受付を開始しました。(受付期間は、2017年7月31日(月)まで)