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マイクロ資料リスト Micro Materials List
詳細画面
タイトル
稿本三井家史料
請求記号
YA@527
資料形態
マイクロリール
巻数・枚数
26巻
編集者・原本所蔵館
財団法人三井文庫
出版社
東京: 雄松堂フィルム出版, 1962.9
内容解説
三井家は近世前期からの豪商として古い歴史をもち、第二次世界大戦前には日本最大の財閥を形成していました。先祖は近江六角佐々木氏の家臣といわれていますが、佐々木氏没落後に伊勢に移り、三井越後守高安の子である則兵衛高俊の代に、松坂で質屋・酒屋を始めました。高俊の妻の殊法(しゅうほう)は商才に富み、商家としての三井家の実際の創業者とされています。長男である三郎左衛門俊次は、江戸へ出て呉服商として成功しました。
末弟の高利は、兄の店を手伝った後に松坂に戻って独立し、金融業を営んでいましたが、兄の没後に江戸で呉服店「越後屋」を開業しました。その後、「現銀安売無掛値」の革新商法をかかげて両替店を創設し、幕府の公金為替の引受などによって急激に繁栄しました。
高利は遺言で子息たちに遺産配分を定めるとともに、分割を行わないことを強く希望しました。家政と営業を統轄する機関としての「大元方(おおもとかた)」設置(1710)と、2代目高平の遺書「宗竺遺書書」(1722)によって、「本家六軒、連家三軒、合九軒」という高利の遺志をついだ同族共同経営の制度が固められました。後に長井家と家原家が加わって「三井十一家」と称され、この制度は第二次大戦後の財閥解体まで維持されました。
三井家初代の没後300年供養に向け、1903(明治36)年に「三井家史及び事業編纂室」(現・三井文庫)が創設されました。江戸時代の京都の総本家をはじめ、江戸本店、大阪本店、京両替店、江戸両替店や、松坂の蔵の中にあった家祖以来の資料がすべて日本橋に運ばれ、6年がかりで『稿本三井家史料』(全84巻)としてまとめられました。各家に届けられた三井家史料は門外不出として陽の目を浴びることがありませんでしたが、1960年以降、財団法人三井文庫として史料の整理・公開がはじまり、本マイクロフィルムも製作されました。三井家の活動状況を知る上で貴重な記録です。

なお、『高蔭日記』(リール26に収録)の著者である三井高蔭は鳥居坂家の四代目で、本居宣長と親交があったことで知られています。

リール別の内容は以下の通りです。
  • 遠祖(リール1)
  • 北家(リール2〜5)
  • 伊皿子家(リール6〜7)
  • 新町家(リール8〜10)
  • 室町家(リール11〜13)
  • 南家(リール14〜15)
  • 小石川家(リール16〜17)
  • 松坂家(リール18〜19)
  • 鳥居坂家(リール20)
  • 小野田家(リール21)
  • 家原家(リール22〜23)
  • 長井家(リール24)
  • 附録:『高蔭日記』『三井家事業史料』他(リール25〜26)
  • 分野
    歴史/日本/江戸以前:歴史/日本/明治
    検索ツール
    (付録)『稿本 三井家史料目録』(YA@527@Guide)(3階マイクロ索引)
    関連文献
     
    備考
    35mm
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