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マイクロ資料リスト Micro Materials List
詳細画面
タイトル
正倉院文書
請求記号
YA@532
資料形態
マイクロリール
巻数・枚数
33巻
編集者・原本所蔵館
宮内庁製作
出版社
東京 :高橋写真 ,1985
内容解説
正倉院文書とは、奈良東大寺正倉院に伝来した写経所の古文書で、光明皇后の皇宮宮職が発展して東大寺写経所に至るまでの一連の写経所で作成された、事務用帳簿を主体とする文書です。当時は事務用帳簿などには一度使われて反故にされた文書の裏を再利用することが多く、写経所でも写経所内で使われた文書、また戸籍などの公文書が再利用されていました。このためいわゆる紙背文書として、律令時代の公文書も多く残され、写経所で作成された文書、写経所に届いた文書、反故等全てが残されているため、写経事業の進歩状況、当時の造寺造仏事業、戸籍等が解り、政治・経済・宗教にまたがる日本古代史研究の基礎的資料となっています。

正倉院文書の整理はまず天保4年から7年の正倉院宝庫修理に際して穂井田忠友(1791-1847)により行われ、正集45巻が成巻されます。その後明治8年〜37年にかけて浅草文庫や内務省・宮内省正倉院御物整理掛において整理されますが、整理の過程においては、時々の担当者がそれぞれ設定した主題の文書を抜粋して編成・成巻を行ったため、連続していた写経所文書の本来の姿が破壊されたものもありました。しかしながら昭和に入って以後も研究が続けられた結果や、宮内庁書陵部によるマイクロフィルム化によって原本に近い姿に接することができるようになりました。
当マイクロフィルムは正集45巻、続修50巻、続修後集43巻、続修別集50巻、続々修47帙、塵芥39巻の他に献物帳や東南院文書(東大寺の印蔵に伝わった文書)等も含まれています。

現在でも正倉院文書については研究書・論文が多数発表されており、東京大学史料編纂所や宮内庁などにおいても様々な角度から研究が進められています。また大阪市立大学大学院では正倉院文書のデータベース化にも取り組んでいます。
・正倉院文書データベース(SOMODA)
http://somoda.media.osaka-cu.ac.jp/(参照2010年1月26日)
分野
歴史/日本/江戸以前
検索ツール
・東京大学史料編纂所編纂.1987年.『正倉院文書目録』東京:東京大学(A@210.3@T43@1-)
関連文献
・東京大學史料編纂所編纂.1969-1978年.『大日本古文書:編年』東京:東京大學出版會(AE@15A@1@1-)
・奈良時代古文書フルテキストデータベース
http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/ships/shipscontroller(参照2010年1月26日)
・西洋子.2002年.『正倉院文書整理過程の研究』.東京:吉川弘文館(A@210.35@Ni1@1)
備考
 
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